海外渡航奨励金

アメリカ学会海外渡航奨励金

―国外の学会やシンポジウムで発表する方を対象とする助成制度のご案内―

 

 アメリカ学会では、国外での学会やシンポジウムにて発表する方を対象に、以下の要領で渡航奨励金を支給しています。本制度による給付を希望する方は積極的にご応募ください。なお、6月に行われる前期募集の応募対象は、同年8月~翌年2月開催の学会で、12月の後期募集の応募対象は翌年3月~7月開催の学会です。

 

1.応募資格: 

① アメリカ学会の会員であること。年会費の滞納がないこと。

  *応募時にアメリカ学会への入会手続中である場合はその旨明示すること。

② 国際学会やシンポジウムでの発表時に、日本に在住し、日本からの旅費を要すること。

③ 発表内容がアメリカ研究に関するものであること。

④ 大学院生等の若手研究者を優先的に検討し、そのほか、助成の必要性、発表の内容を総合的に判断する。

 

2.審査基準:

① 大学院生等の若手研究者を優先する。大学院生については発表をしない場合も応募可能。

② American Studies Association、American Studies Association of Korea、Organization of American Historiansのいずれかの年次大会で発表する方を優先するが、これら以外の国際学会やシンポジウムで発表する場合も応募できる。

③ 他組織からの援助のないものを原則として優先する。

④ そのほか、助成の必要性、発表の内容を総合的に判断する。

 

3.応募方法、結果発表、発表後の提出書類

① 次の書類を5つ以内の添付ファイルにまとめて、募集期間に学会ウェブサイト右上に表示されている「お問い合わせ・応募」ボタンから国際委員会宛に送ること。「お問い合わせ内容」には「JAAS海外渡航奨励金応募」と明記すること。

(1)履歴書

(2)業績書

(3)発表が受け入られたことを証明する文書(電子メール可)

(4)発表のタイトルと要旨(英語で250-300語程度とする)

(5)(ASA、ASAK、OAH以外での発表の場合のみ)当該国際学会やシンポジウムに関する情報(目的、歴史、規模等、字数は指定しないが、簡潔で正確であること)および開催期間

(6)理由書(奨励金を必要とする理由。字数は指定しないが、簡潔であること。他組織からの援助のないものを原則として優先するので、申請時にほかの組織による援助を申請中か、あるいは援助を受けることが決定した者は、その旨明記すること。ほかの組織による援助のなかには、所属機関の研究費を充当する予定も含む。なお、旅費・宿泊費(実費)の不足部分に限り、他の補助金との併用が認められる。)

(7)旅程表(書式自由。日本出国から帰国まで順を追って記載すること。旅程が応募時に確定していない場合は、仮日程で構わない。応募後に旅程変更を行う場合は速やかに報告すること。)

② 審査結果は、応募の翌月中に応募者に通知し、学会HPで公表する。

③ 発表終了後、2週間以内に報告書(邦語1200字程度あるいは英語500語程度とする)および領収書の原本(旅費・宿泊費)を提出すること。報告書は、学会ウェブサイトに1年間掲載する。

 

4.支給額

 アジア圏の場合は一人5万円、アジア圏外の場合は一人18万円を原則とする。

 

この補助金についてのご質問は、学会ウェブサイト右上に表示されている「お問い合わせ・応募」ボタンから、国際委員会宛にお送りください。