第42号(2008年3月) 特集 核の空間
2008.03.14 年報アメリカ研究
特集 核の空間 |
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原爆投下1分後 —-消された残留放射線の影響 |
高橋博子 (1) |
「核」の空間/言語の空間 —-containmentとdeterrenceのレトリック |
下河辺美知子(21) |
核の世紀とニコラ・テスラのマッドサイエンティスト的想像力 |
新戸雅章 (43) |
ネバダ実験場とヤッカ・マウンテン —-核の空間構築と人種主義 |
石山徳子 (57) |
核兵器との共存を模索する科学者 —-パグウォッシュ会議における最小限抑止論の受容と米国の科学者の役割、1955-1963年 |
黒崎 輝 (77) |
核上拡散レジームと軍事産業基盤 —-1966年NATO危機をめぐる米英独核・軍事費交渉(1966年3月〜1967年4月) |
坂出 健 (99) |
冷戦の補綴術 —-核時代における補聴器テクノロジーの言説と表象 |
三添篤郎 (119) |
研究論文 |
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ハワイ戒厳令下のコリアン移民のナショナリズム —-「敵性外国人」から「友好的外国人」への語りの形成 |
李 里花 (137) |
ハードハットの愛国者たち —-ニューヨーク建設労働者の日常世界とその揺らぎ |
南 修平 (155) |
書評 |
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天野 拓『現代アメリカの医療政策と専門家集団』 |
砂田一郎 (175) |
豊田真穂『占領下の女性労働改革 —-保護と平等をめぐって』 |
佐藤千登勢 (183) |
鎌田 遵『「辺境」の抵抗 —-核廃棄物とアメリカ先住民の社会運動』 |
松永京子 (189) |
From Mahan to Pearl Harbor: Imperial Japanese Navy and the United States Culture Shock and Japanese-American Relations: Historical Essays |
三輪公忠 (195) |
第41回年次大会報告 |
-203 |
英文要約 |
-221 |
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第41号(2007年3月) 特集 自然と環境
2007.03.14 年報アメリカ研究
特集 自然と環境 |
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読み直される「アメリカ」の場所 —-生態地域主義とポストコロニアリズムの視点から- |
山里勝己 (1) |
Silent Spring —-“Toxic Inferno”を下って 沈黙のジェンダー的ルーツを探る |
伊藤詔子 (19) |
環境「紛争マネジメント」の法システム —-オレゴン海峡突堤建設計画をめぐる省庁間紛争とその調整過程 |
及川敬貴 (37) |
市場・文化・生態系における水の価値—-アメリカ西部史の事例を越えて |
小塩和人 (59) |
環境彫刻 —-イサム・ノグチの庭園彫刻とサイト・スペシフィティ(site specifity) |
河合正朝 (77) |
動物たちの困惑 —-トマス・ピンチョンのポストモダン・エコロジー |
波戸岡景太 (93) |
カルチャーとビジネスの狭間で —-デイヴィッド・マス・マスモトとルース・L・オゼキの作品を中心に |
松永京子 (113) |
研究論文 |
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魔女の物語とインディアン —-John NealのRachel Dyerとアメリカ(文学)の独立 |
白川恵子 (133) |
研究ノート |
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日系アメリカ人兵士とヨーロッパ人「戦争花嫁」 —-アメリカン・オリエンタリズムとホワイトネス |
中村雅子 (153) |
書評 |
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高原秀介著『ウィルソン外交と日本—-理想と現実の間 1913-1921』 |
西崎文子 (163) |
Tsuyoshi Ishihara, Mark Twain in Japan: The Cultural Reception of an American Icon |
杉山直人 (169) |
本田量久著『「アメリカ民主主義」を問う —-人種問題と討議民主主義』 |
藤永康政 (175) |
岡山裕著『アメリカ二大政党制の確立』 |
田中きく代 (183) |
第40回年次大会報告 |
-189 |
英文要約 |
-203 |
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第40号(2006年3月) 特集 暴力
2006.03.14 年報アメリカ研究
特集 暴力 |
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アメリカ合衆国南部社会における黒人家族の成立過程と暴力――再建期ノースカロライナ州ピードモント地域の人種,階級,ジェンダー |
佐々木孝弘 (1) |
対抗テロリズム小説は可能か――『マオII』(1991)から『標本的日々』(2005)へ |
竹村和子 (19) |
ミシシッピのEmmett Till事件と「乾燥の九月」――文化のかたちとしての構造化された暴力 |
田中久男 (39) |
ハリウッドとポスト9.11のアメリカ |
吉本光宏 (57) |
仮想化の果ての暴力表現 ――『アメリカン・サイコ』をめぐって |
小澤英実 (81) |
ピンプ・カルカチャー ――ヒップホップ世代の歪んだマスキュリニティ |
金澤智 (99) |
研究論文 |
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ライマン・ビーチャーのネイティヴィズム ――信仰復興と教育による国民統合 |
山中亜紀 (119) |
アメリカ単独主義外交の政治史的起源 ――ジョン・アダムズ政権における米仏同盟解消とその帰結 |
石川敬史 (139) |
西独核保有の不安と米国政府の対応 ――アイゼンハワー政権期 |
倉科一希 (159) |
1935年社会保障法をめぐる政権構想の対抗 |
中島醸 (177) |
書評 |
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Eiichiro Azuma, Between Two Empires: Race, History, and Transnationalism in Japanese America |
阿部小涼 (195) |
渡辺靖著 『アフター・アメリカ ――ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』 |
川島浩平 (201) |
入子文子著 『ホーソーン・」緋文字》・タペストリー』 |
佐藤光重 (209) |
中條献著『歴史の中の人種』 |
竹本友子 (215) |
Rumi Yasutake, Transnational Women’s Activism: The United States, Japan, and Japanese Immigrant Communities in California, 1859-1920 |
松原宏之 (221) |
第39回年次大会報告 |
-227 |
英文要約 |
-241 |
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第39号(2005年3月) 特集 メディア
2005.03.14 年報アメリカ研究
特集 メディア |
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アメリカ・ジャーナリズムの変質 ――メディアの巨大化と融合のなかで |
藤田博司 (1) |
「血染めのシャツ」と人種平等の理念 ――共和党急進派と戦後ジャーナリズム |
貴堂嘉之 (21) |
ローゼンバーグ事件とアメリカ知識人 ――メディア攻防の背景 |
前川玲子 (43) |
ニュー・メディア,オールド・メディア ――メディア研究の新しい展開 |
北野圭介 (63) |
「アメリカ」を語ること |
吉見俊哉 (85) |
研究論文 |
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エマソンの「非連続」的様式と日本におけるその受容 |
水野達朗 (105) |
ニューディール期の第三政党運動 ――失業者党とペンシルヴェニア社会保障連盟を例に |
西川賢 (125) |
デモクラシーの商人 ――ノーマン・グランツと冷戦期のジャズ |
鳥居祐介 (143) |
書評 |
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篠原初枝著『戦争の法から平和の法へ ――戦間期のアメリカ国際法学者』 |
西岡達裕 (163) |
Etsuko Taketani, U.S. Women Writers and the Discourses of Colonialism, 1825-1861 |
別府惠子 (169) |
常山菜穂子著『アメリカン・シェイクスピア ――初期アメリカ演劇の文化史』 |
山本秀行 (175) |
石山徳子著『米国先住民と核廃棄物 ――環境正義をめぐる闘争』 |
佐藤円 (181) |
Akiko Ochiai, Harvesting Freedom: African American Agrarianism in Civil War Ear South Carolina |
上杉忍 (187) |
第38回年次大会報告 |
-195 |
英文要約 |
-217 |
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第38号(2004年3月) 特集 宗教
2004.03.14 年報アメリカ研究
特集 宗教
ホデノショニ(イロクォイ)社会の「宗教」 |
木村武史 (1) |
大西洋を渡った精霊たちのその後 |
風呂本 惇子 (21) |
ジョナサン・エドワーズとプロテスタント・アメリカの理念 |
森本 あんり (41) |
アメリカ合衆国のカトリシズムの源流を求めて |
木鎌 安雄 (61) |
モルモン書と LDS 教会 ――教会の誕生 |
平井 康大 (81) |
ハワイ島における民間仏教歌伝承 ――欠落をイメージに希求する女性たち |
ウェルズ 恵子 (103) |
アメリカの「見えざる国教」再考 |
森 孝一 (123) |
研究論文 |
ニューヨーク市における市政改革とマシーン政治 ――フィオレロ・ラガーディア市政における公務員制度改革を中心に |
菅原 和行(141) |
女性労働行政の原点 ――アメリカ占領下日本における労働省婦人少年局の設立 |
豊田 真穂 (159) |
イングラム事件 (1947年) 支援活動にみる黒人エリートによるリスペクタビリティの表象 |
菱田 幸子 (179) |
日系アメリカ人のリドレス運動の生成過程 |
大八木 豪 (199) |
「政治言説」 としての小説テクスト ――ジョイ・コガワ, Obasan におけるアクティヴィズム・文学・国家 |
中村 理香 (219) |
第37回年次大会報告 |
-237 |
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第37号(2003年3月) 特集 1950年代
2003.03.14 年報アメリカ研究
特集 1950年代
大衆文化のなかのアメリカ像 ――『ブロンディ』 からTV映画への覚書 |
安田 常雄 (1) |
戦後パックス・アメリカーナ全盛期のアメリカ経済 |
河村 哲二 (23) |
ジョーゼフ・コーネルの箱と映画 ――1950年代ニューヨークのロマン主義者 |
加藤 幹郎 (45) |
夏への扉 ――アメリカ文学にみる冷戦の詩学 |
舌津 智之 (65) |
誤作動する武器 ――クレメント・グリーンバーグ、文化冷戦、グローバリゼーション |
加治屋 健司 (83) |
研究ノート |
1950年代のユダヤ系女性作家 |
大場 昌子 (107) |
研究論文 |
ロードの感覚、イメージの出来事 ――スティヴン・ショアの写真について |
日高 優 (117) |
言説としての「人種」/現実としての「人種」――アッピアのデュボイス批判を手がかりに |
荻堂 裕司 (137) |
ロックフェラー財団と太平洋問題調査会 ――冷戦初期の巨大財団と民間研究団体の協力/緊張関係 |
佐々木 豊 (157) |
パフォーマティヴ・ジェンダーの行方 ――パティ・スミス論 |
當間 麗 (177) |
第36回年次大会報告 |
-199 |
英文要約 |
-221 |
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第36号(2002年3月) 特集 冷戦以後
2002.03.14 年報アメリカ研究
特集 冷戦以後
「冷戦以後」 ――アメリカニズム・グローバリゼーション・ナショナリズム |
古矢 旬 (1) |
アメリカの経済構造―90年代の特徴― |
篠原 総一 (23) |
ベトナム症候群のゆくえ ――敗戦の記憶と冷戦後アメリカの軍事介入政策 |
松岡 完 (37) |
冷戦以後の記憶・語り・アイデンティティ ――ロバート・オレン・バトラーの『ふしぎな山からの香り』(1992)におけるベトナム難民の表象 |
鈴木 透 (55) |
トランスジェンダーとは ――その歴史,その可能性 |
渡部 桃子 (75) |
研究論文 |
ロジャー・ウィリアムズの孤独 ――規制原理としての分離主義と構成原理としての許容主義 |
森本 あんり (91) |
国吉康雄と文化冷戦 ――戦後アメリカ美術の政治学 |
小林 剛 (111) |
ファンダメンタリストのカトリック観の変化 ――1878年~1918年 |
山本 貴裕 (131) |
米国連邦議会における中国に対する恒久正常通商関係(PNTR)法案成立要因の分析 |
前嶋 和弘 (151) |
聖なる個人と奇蹟論争 ――エマソン的個人主義の源泉について |
成田 雅彦 (171) |
テロリズム・カルト・文学 ――ドン・デリーロの Mao IIにおける他者の表象 |
都甲 幸治 (189) |
画家キャサリン・シュミットの自画像 ――国吉康雄とのパートナーシップ |
星野 睦子 (207) |
第35回年次大会報告 |
-229 |
英文要約 |
-251 |
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第35号(2001年3月) 特集 アメリカのアイデンティティと多文化主義
2001.03.14 年報アメリカ研究
特集 アメリカのアイデンティティと多文化主義
ユダヤ系アメリカ文学に描かれたアイデンティティの諸相 ─ディアスポラ・ホロコースト・イスラエル─ |
馬場 美奈子(1) |
ベトナム系アメリカ文学とアメリカ社会 ─難民から第二世代 “VietnAmerican”へ─ |
吉田 美津(21) |
国籍離脱者による国民化の裏物語 ─合衆国文学研究の文化批評的自己形成とテレサ・ハッキュン・チャー─ |
新田 啓子(39) |
多文化主義と統合主義 ―思想史的考察― |
神定 修一(59) |
研究論文 |
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「別世界」としてのケープコッド ─ソローが地の果てに見たもの─ |
藤岡 伸子(79) |
奴隷体験記における個人の物語と集団の歴史 ─ハリエット・A・ジェイコブズの『ある奴隷女の人生の出来事』─ |
西本 あづさ(97) |
女性の声の政治学 ─トリン・T・ミンハ映画作品における差異と移動の戦略─ |
川口 恵子(115) |
「正義」と「慈愛」 ─講和後の戦犯釈放と日米関係─ |
日暮 吉延(135) |
研究ノート |
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Alice Bacon の In the Land of the Gods にみる日本像 ─「おとぎ話」が語る日露戦争─ |
砂田恵理加(155) |
第34回年次大会報告 |
-167 |
英文要約 |
-189 |
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第34号(2000年3月) 特集 グローバリゼーションとアメリカ
2000.03.14 年報アメリカ研究
特集 グローバリゼーションとアメリカ
グローバリゼーションとアメリカニゼーション
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金子 勝(1) |
アメリカ文化使節としてのベースボール ―19世紀におけるアメリカ国技世界進出の試み |
小澤 英二(17) |
アメリカによる経済グローバル化の歴史的前提 ―互恵通称協定法からGATTへ― |
鹿野 忠生(35) |
グローバリズムとアメリカ民主主義 ―グローバル化時代の国家、社会、市場― |
湯浅 成大(53) |
グローバル化の中の日米初等教育システム ―新しい共生への模索― |
恒吉 僚子(71) |
Home Is Where the Tongue Is ―リービ英雄と水村美苗の越境と言語― |
吉原 真里(87) |
研究論文 |
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第二次世界大戦期のハワイにおける軍隊と性 ―ホテル・ストリートの繁盛が意味するもの― |
島田 法子(105) |
詩人と南北戦争 ―定期刊行物に見る戦争詩とエミリ・ディキンソン― |
金澤 淳子(123) |
アパラチアにおける孤立と貧困の関係 ―通勤の広域化の意味を中心に― |
加藤 一誠(141) |
アメリカにおける初期精神医療と家庭小説 |
鈴木淑美(135) |
都市「過密」問題の解決―――都市計画形成期における「ゾーン・システム」導入に関する一考察 |
宮田 伊知郎(159) |
「完璧な複製を追って ―トーキー映画の開発と普及をめぐる文化環境― |
篠儀 直子(177) |
「滅びゆくインディアン」から「レッド・アトランティス」へ ―1920年代のニューメキシコ州プエブロと先住民政策改革運動― |
水野 由美子(193) |
日系アメリカ人強制収容所における新聞発行政策1942~1943 ―収容所管理当局の基本的政策、およびその意図と運用― |
水野 剛也(211) |
第33回年次大会報告 |
-229 |
英文要約 |
-249 |
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第33号(1999年3月) 特集 20世紀とアメリカ
1999.03.14 年報アメリカ研究
特集 20世紀とアメリカ |
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米国のヘゲモニーの現状と「アメリカの世紀」論 |
菅 英輝(1) |
新しい経済史から社会科学的歴史へ ―20世紀アメリカと経済史学の進化― |
秋元英一(19) |
戦争とジェンダー ―ベトナム戦争とアメリカ社会― |
白井洋子(37) |
20世紀アメリカ民主政と政治制度をめぐる権力対立 |
中野博文(59) |
研究論文 |
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狭間の視線 ─メアリ・ヘイスティングス・ブラッドリー&ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア母娘に見るpassingの政治学 |
小谷真理(79) |
ジェファソン政権の中立政策に対するフェデラリストの対応、1805-1806年 |
上村直樹(97) |
牧師から講演者へ ―エマソンの説教を中心とした考察 |
高梨良夫(115) |
アメリカにおける初期精神医療と家庭小説 |
鈴木淑美(135) |
人権隔離制度と州権をめぐる南部白人リベラル間の対立 ―南部ヒューマンウェルフェア会議成立過程と1938年大会の再検討 |
細谷典子(151) |
「すわり込み」から『ポートヒューロン宣言へ』 ─ニューレフト運動の形成に関する一考察(1960-1962年) |
梅崎 透(171) |
自伝と<少数者> ─ヘンリー・ミラーと「女性への生成変化」という問題 |
金澤 智(191) |
消費の物語としての『イノセンツ・アブロード』 ─19世紀後半のアメリカにおける消費の拡大とマーク・トウェイン- |
石原 剛(209) |
第32回年次大会報告 |
-227 |
英文要約 |
-245 |
*このページの著作権は,アメリカ学会に属します。無断転用・掲載はご遠慮下さい。
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