特集 暴力 | |
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アメリカ合衆国南部社会における黒人家族の成立過程と暴力――再建期ノースカロライナ州ピードモント地域の人種,階級,ジェンダー | 佐々木孝弘 (1) |
対抗テロリズム小説は可能か――『マオII』(1991)から『標本的日々』(2005)へ | 竹村和子 (19) |
ミシシッピのEmmett Till事件と「乾燥の九月」――文化のかたちとしての構造化された暴力 | 田中久男 (39) |
ハリウッドとポスト9.11のアメリカ | 吉本光宏 (57) |
仮想化の果ての暴力表現 ――『アメリカン・サイコ』をめぐって | 小澤英実 (81) |
ピンプ・カルカチャー ――ヒップホップ世代の歪んだマスキュリニティ | 金澤智 (99) |
研究論文 | |
ライマン・ビーチャーのネイティヴィズム ――信仰復興と教育による国民統合 | 山中亜紀 (119) |
アメリカ単独主義外交の政治史的起源 ――ジョン・アダムズ政権における米仏同盟解消とその帰結 | 石川敬史 (139) |
西独核保有の不安と米国政府の対応 ――アイゼンハワー政権期 | 倉科一希 (159) |
1935年社会保障法をめぐる政権構想の対抗 | 中島醸 (177) |
書評 | |
Eiichiro Azuma, Between Two Empires: Race, History, and Transnationalism in Japanese America | 阿部小涼 (195) |
渡辺靖著 『アフター・アメリカ ――ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』 | 川島浩平 (201) |
入子文子著 『ホーソーン・」緋文字》・タペストリー』 | 佐藤光重 (209) |
中條献著『歴史の中の人種』 | 竹本友子 (215) |
Rumi Yasutake, Transnational Women’s Activism: The United States, Japan, and Japanese Immigrant Communities in California, 1859-1920 | 松原宏之 (221) |
第39回年次大会報告 | -227 |
英文要約 | -241 |
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