特集 モンロー・ドクトリン再考 | |
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アメリカン・システムのマニフェスト──ヨーロッパ公法秩序とモンロー・ドクトリン── | 金井光太朗(1) |
宣言なき再定義──フランクリン・ローズヴェルト政権とモンロー・ドクトリン── | 奥広啓太(21) |
モンロー主義とアメリカの介入政策──単独主義と多角主義の淵源となった外交理念のダイナミクス── | 草野大希(41) |
モンロー・ドクトリン, アジア・モンロー主義と日米の国際秩序観──戦前・戦中期における日本のモンロー・ドクトリン論を手掛かりに── | 中嶋啓雄(61) |
ラテンアメリカの影──1980年代小説と半球思考── | 渡邉真理子(81) |
アフリカ系アメリカ文学の地理的想像力──モンロー・ドクトリンの終焉── | 竹谷悦子(99) |
研究論文 | |
個人から共同体の弔いへ──「ロジャー・マルヴィンの埋葬」における未完の埋葬── | 小宮山真美子(119) |
「共和国の母」から「慈悲深き帝国」時代の女性たちへ──二つの版の『ノースウッド』にみるセアラ・ヘイルの思想的変遷と「慈善」── | 増田久美子(135) |
「魔法群島」が見張る太平洋──逆転する地獄と楽園の遺物── | 大武佑(157) |
憲法の開放・奴隷の解放──フレデリック・ダグラスの合衆国憲法── | 権田建二(177) |
アフリカにおける家庭づくり──オサ・ジョンソンと1920年代の合衆国── | 長谷川詩織(197) |
祈るゴリラと核戦争後の世界──バーナード・マラマッド『神の恩寵』 の未来表象── | 羽村貴史(217) |
書評 | |
橋川健竜著 『農村型事業とアメリカ資本主義の胎動──共和国初期の経済ネットワークと都市近郊』 | 柳生智子(239) |
第48回年次大会報告 | -245 |
英文要約 | -263 |
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