第57回 年次大会 フルペーパー(最終更新日 5/29)
2023.05.28 お知らせ
第1日 2023 年6 月3 日(土)/ Saturday, June 3rd, 2023
<午前の部 自由討論> 自由論題報告 10:00 〜 12:00
【Session A 冷戦以降のアメリカ政治American Politics after the Cold War】10215 教室(10 号館2 階)
【Session B アメリカ帝国主義とアジア系文化 American Imperialism and Asian American Culture 】10214 教室(10 号館2 階)
【Session C 他者の表象、ユートピア、トランスカルチャー The Representation of the Other, Utopia, Transculture 】
10213 教室(10 号館2 階)
第2日 2023 年6 月4 日(日)/ Sunday, June 4th, 2023
<午前の部> 部会・ワークショップ 10:00 〜 12:30
【ワークショップA OAH-JAAS Workshop:Liberty and Equality in Early America 】10203 教室(10 号館2 階)
Jennifer Hull Dorsey(OAH, Siena College) |
“Liberty, Equality and Democracy in New York State” |
Jane Kamensky (OAH, Harvard University) |
“Did Women Have an American Revolution?” |
Shutaro Suzuki 鈴木周太郎(Tsurumi University 鶴見大学) |
“The Rights of Woman and Foreign Relations in Early America” |
【部会A デジタル史資料とグローバルヒストリー 】10201 教室(10 号館2 階)
菅(七戸)美弥(東京学芸大学) |
「デジタル史料とグローバルマイグレーションヒストリー」 |
臺丸谷美幸(水産大学校) |
「アメリカ研究におけるインタビュー資料利用の課題と有用性――日系アメリカ人朝鮮戦争退役軍人への聞き取り調査の経験から」 |
櫻井和人(太地町歴史資料室学芸員・ニューベッドフォード捕鯨博物館顧問学芸員) |
「人と鯨の多様な関係、そのデジタル・アーカイブ化の進展と学芸員的不安」 |
【部会B 冷戦反共主義の歴史的遺産を再検討する 】10202 教室(10 号館2 階)
森口(土屋)由香(京都大学) |
「ケネディ政権と海洋研究―海洋科学外交の萌芽と日米科学協力」 |
松田春香(大妻女子大学) |
「朝鮮半島における反共主義の展開」 |
幸田直子(近畿大学) |
「ケネディ・ライシャワー路線と日本の学生運動」 |
<午後の部> 部会・ワークショップ 13:40 〜 16:40
【ワークショップB ASA-ASAK-JAAS Workshop: Transnational Contact and Human Mobility 】
10203 教室(10 号館2 階)
Azusa Ono 大野あずさ(Osaka University of Economics 大阪経済大学) |
“Transnational Mobility within a Settler Colonial State: Indigenous Peoples’ Cross-Border Migration in the Post-WWII United
States” |
Simeon Man(ASA, University of California, San Diego) |
“Crisis, Security, and ‘Port Pacific’: Palauan Struggles against Settler Militarism in the 1970s” |
Kumi Ikoma 生駒久美(Tokyo Metropolitan University 東京都立大学) |
“Mark Twain in the Pacific: Figures of ‘Half-Breeds’ in His Writings” |
Anna Mae Duane(ASA, University of Connecticut) |
“Transnational Memory: The Antislavery Past as a Present Alibi” |
Jungkun Seo(ASAK, Kyung Hee University) |
“‘Asia-First or Europe-First?’: Presidents, Parties and Factions in Forging US Foreign Policy in the Early Cold War and the Korean War” |
【部会C 生活空間とコミュニティのアメリカ文化――「分断」と「包摂」】10201 教室(10 号館2 階)
髙橋和雅(専修大学) |
「『路上のカオス』と多様性の実相――戦間期シカゴのマックスウェル・ストリートの史的検討から」 |
中村寛(多摩美術大学) |
「ストリートの公共哲学とインフォマリティ」 |
浜本隆三(甲南大学) |
「秘密結社の生命力――第二期KKK の思想と変遷」 |
社河内友里(豊橋科学技術大学) |
「ヒップスターの自嘲――『ポートランディア』におけるコーヒーショップ表象」 |
【部会D 「パックス・アメリカーナ」の科学技術を支えた人と組織 】10202 教室(10 号館2 階)
藤田怜史(岐阜市立女子短期大学) |
「第二次世界大戦期アメリカ合衆国における科学・技術の動員と戦略への融合―日本本土爆撃作戦の再検討」 |
下斗米秀之(明治大学) |
「1960 年代アメリカにおける高度人材の育成と技術移転」 |
塙武郎(専修大学) |
「戦後アメリカ連邦政府と高等教育システムへの支援と関与」 |
*Work-in-Progress, please don’t circulate and cite without permission from the author.
第57回年次大会 専修大学生田キャンパスへのアクセス・昼食につきまして
2023.05.28 お知らせ,新着情報,年次大会
専修大学生田キャンパスへのアクセス
専修大学生田キャンパスマップ(https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/ikuta.html/)
Map&Guide to the Ikuta Campus (https://www.senshu-u.ac.jp/english/campus/ikuta/)
【徒歩】
・向ヶ丘遊園駅(小田急線)「南口」より徒歩15分(10号館入口)
【タクシー】
・向ヶ丘遊園駅(小田急線)「南口タクシー乗り場」より乗車(1300円程度)
・登戸駅(小田急線・JR南武線)「タクシー乗り場」より乗車(1800円程度)
*行先は「専修大学10号館(130年記念館)」とお伝えください。
*登戸駅のタクシー乗り場の方がタクシーの台数が多いです。
【バス】
・向ヶ丘遊園駅(小田急線)「北口」より乗車
①向10(向ヶ丘遊園駅~専修大学前行)「専修大学120年記念館前」にて下車
②向11.12(向ヶ丘遊園駅~聖マリアンナ医科大・あざみの駅行)「専修大学120年記念館前」にて下車
*会場の10号館の最寄りの停留所は「専修大学前」ではありません
小田急バス時刻表案内「向ヶ丘遊園駅」案内
(http://transfer.navitime.biz/odakyubus/pc/diagram/BusCourseSearch?busstopId=00070473)
*6月3日は「土曜」ダイヤ、6月4日は「日曜」ダイヤをご覧ください
*昼食について
開催校キャンパスには、土曜日営業のコンビニエンスストアはありますが、日曜日は営業しておらず、食堂等の営業は土日ともございません。昼食が必要な場合には、各自ご用意いただけますようよろしくお願い申し上げます。また、最寄り駅周辺にはコンビニがあります。上記地図にてご確認ください。
なお、こちらのインドカレー店は土日両日とも営業しており、多くの方に対応頂けるようお願いしてあります。
ぜひご利用ください。
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140506/14069681/
ドキュメント掲載テスト_0528
2023.05.28 お知らせ
こちらは広報・電子化情報委員会によるテストページです。
Wordファイル
PDFファイル
会員メーリング・リストのリニューアルのお知らせ
2023.05.22 お知らせ,新着情報
このたび学会ホームページと会員メーリング・リストをリニューアルしました。
リニューアル後に配信したメールは5月22日時点で、[JAAS: 127](2023年5月3日)から[JAAS: 132](2023年5月16日が最後)の計6通です。配信した内容はこちらで確認できます。受信できていない方はこちらのフォームからご連絡ください。
第57回 年次大会 大会プログラム(日本語&英語)、分科会プログラム
2023.05.16 お知らせ,新着情報,年次大会
2023年度 アメリカ学会 東京プロセミナーのご案内
2023.05.09 新着情報,その他
プロセミナーとは、日米友好基金(Japan-U.S. Friendship Commission)の助成のもと、日本で研究する学生(学部生、院生)および若手研究者と、アメリカから来日される研究者との交流を目的とした研究会です。
今年度はコロナ前の運営方式にもどり、東京と京都の二か所で開催され、対面で実施されます。東京プロセミナーは6月5日(月)午後、立教大学にて実施されます。
American Studies Association から2名の先生、Organization of American Historians から1名の先生をコメンテーターとしてお迎えし、東京プロセミナーは4名の研究報告が行われます。
報告者の研究発表、コメント、そしてディスカッションが中心となったプログラムです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。この企画は、アメリカ学会の会員だけでなく、すべての大学院生・学部生・若手研究者の皆さんに開放されています。
参加を希望される場合は、下記にて登録お願いいたします。
https://forms.gle/fcyUMaY8W7JwHGEz7
プログラムの詳細は下記のとおりです(このセミナーはすべて英語で行われます)。
・東京プロセミナー
日時:2023年6月5日(月)14:00-17:00
会場:立教大学(池袋キャンパス)
教室:12号館 第一・第二会議室
司会:松原宏之(立教大学)
報告者:
1)今井麻美梨(立教大学大学院博士課程)
“Sense of Citizenship in the New Republic: The Taste and Behavior of Republicanism as Befitting Citizens”
2)新嶋良恵(十文字学園女子大学)
“Conservative Populism- Race relationship and identity discourse”
3)加藤恵梨香(シンシナティ大学大学院博士課程)
“The Whiteness of African Sons: Racial Ambiguity in Mark Twain’s Pudd’nhead Wilson”
4)高内悠貴(弘前大学)
“Across Borders, Among Patriarchies: Women’s History of Immigration in Occupied Okinawa, 1945-1972”
コメンテーター
Prof. Anna Mae Duane (University of Connecticut)(ASA)
Prof. Simeon Man (University of California, San Diego)(ASA)
Prof. Jane Kamensky (Harvard University) (OAH)
お問い合わせは立教大学の松原宏之先生(hiro-m@rikkyo.ac.jp)にお願いいたします。
国際委員 2023年プロセミナー担当 江崎聡子 丸山雄生
2023年度 アメリカ学会 京都プロセミナーのご案内
2023.05.09 新着情報,その他
プロセミナーとは、日米友好基金(Japan-U.S. Friendship Commission)の助成のもと、日本で研究する学生(学部生、院生)および若手研究者と、アメリカから来日される研究者との交流を目的とした研究会です。
今年度はコロナ前の運営方式にもどり、東京と京都の二か所で開催され、対面で実施されます。京都プロセミナーは6月9日(金)午後、立命館大学にて開催されます。
American Studies Association から2名の先生をコメンテーターとしてお迎えし、2名の研究報告が行われます。
報告者の研究発表、コメント、そしてディスカッションが中心となったプログラムです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。この企画は、アメリカ学会の会員だけでなく、すべての大学院生・学部生・若手研究者の皆さんに開放されています。
プログラムの詳細は下記のとおりです(このセミナーはすべて英語で行われます)。
・京都プロセミナー
日時:2023年6月9日(金)14:00-17:30
場所:立命館大学(衣笠キャンパス)
教室:存心館4階 ZS405教室
司会:坂下史子(立命館大学)
報告者:
1)水島新太郎(立命館大学)
“The Beat Generation and Kasutori Culture: Dissent and Carnal Hedonism an Ocean Apart”
2)李定恩(立命館大学衣笠総合研究機構)
“U.S. Base, Postcolonialism, and English Education: How South Koreans Reconstruct the Philippines as a Destination to Study English Abroad”
コメンテーター
Prof. Anna Mae Duane (University of Connecticut)(ASA)
Prof. Simeon Man (University of California, San Diego)(ASA)
お問い合わせは立命館大学の坂下史子先生(safumiko@fc.ritsumei.ac.jp)にお願いいたします。
国際委員 2023プロセミナー担当 江崎聡子・丸山雄生
ASA年次大会への参加費補助制度のご案内
2023.05.07 新着情報
アメリカ学会会員の皆様
2023年11月2日から5日まで、カナダのモントリオールにおいてAmerican Studies Associationの年次大会が開催されます。アメリカ学会の大学院生会員でアメリカ留学中の皆様には、この年次大会の旅費および宿泊費が補助される制度があります。
応募条件は以下の4点です。
1. アメリカ学会の会員であること。
2. 日本国籍または日本での永住権を所有していること。
3. アメリカ合衆国内の大学院に正式に所属していること。
4. 現在、アメリカに居住していること。
なお、学会員でない方でも、この機会に入会していただければ結構です。アメリカ学会に未入会の、留学中の大学院生をご存じでしたら、本制度とともに学会入会を勧めていただければ幸いです。
参加者には全日程への参加と、大会終了後二週間以内に英文での参加報告書の提出が求められます。参加報告書は一年間、学会HPに掲載されます。
参加希望者は、以下の点を明記の上、電子メールでアメリカ学会国際委員会(internationalアットマークjaas.gr.jp)まで、2023年5月4日~6月16日の期間にご応募ください。なお、応募メールの件名は「留学生ASA大会参加旅費補助(2023)」と明記してください。
1)氏名
2)所属大学院
3)留学期間
4)専攻領域
5)日本の出身校名
6)今回のASA年次大会における発表予定の有無
7)学会からの旅費・宿泊費補助を利用して、ASAあるいはOrganization of American Historiansの年次大会に参加した経験があるかどうか。ある場合は、それぞれの参加年度およびその際に発表を行ったかどうか。
8)学会からの補助を利用せずに、ASA年次大会に参加した経験があるかどうか。ある場合は、それぞれの参加年度およびその際に発表を行ったかどうか。
9)アメリカ学会へ入会申請中の場合は、その旨を明記してください。
この年次大会の詳細は、ASAの大会紹介ページをご参照ください。
アメリカ学会国際委員会
『アメリカ研究』第58号「自由投稿論文」募集のお知らせ
2023.04.24 年報アメリカ研究
学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は2024年3月に第58号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿をお待ちしています。
1. 内 容 アメリカ研究に関する未発表論文。前年度『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文が掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮ください。また,同じ年度に,あるいは年度をまたいで『アメリカ研究』と『英文ジャーナル』の双方に投稿することはできません。これはなるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。
2. 枚 数 論文は33 字×34 行のレイアウトで19 ページ以内(註を含む)。
執筆要項は学会ウェブサイトを参照のこと。
3. 原稿締め切り 2023 年8 月31 日(水)
4. 提 出 電子メールで年報編集委員会宛て(nenpo[AT]jaas.gr.jp([AT]を@に換えてください))にお送りください。
*投稿希望者は,論文題目を2023 年6 月末日までに電子メールで,年報編集委員会宛て(nenpo[AT]jaas.gr.jp([AT]を@に換えてください))にお申込みください。
『アメリカ研究』第58号「特集論文」募集のお知らせ
2023.04.24 年報アメリカ研究
『アメリカ研究』第58号の特集テーマは,「アメリカと権威主義」です。趣意は以下の通りです。
2021年に発足したバイデン政権は,世界を,米国を中心とする「民主主義国家」と「権威主義国家」との戦いの場と位置づけ,民主主義や人権を蹂躙する後者の代表格として中国やロシアを批判してきた。この二元的な世界認識は,2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻して以降,ますます強化されている。
しかし,中露の「権威主義」を批判するアメリカの民主主義そのものが危機的な状況にある。2020年大統領選に敗北したドナルド・トランプが選挙結果に執拗に疑義を呈したことは,以後の米国の政治社会に大きな影を落としてきた。この大統領選で大規模な不正があったと考える米国民は3分の1,共和党支持者になると7割超に及ぶ。2021年1月には,トランプの「不正選挙」の訴えに促された暴徒たちが連邦議会議事堂を襲撃するという前代未聞の出来事が起こった。
二大政党の1つである共和党の権威主義化も懸念される。世界の民主主義に関する研究で知られるV-Dem研究所の調査によれば,過去20年間で非自由主義的な性質を顕著に示すようになった共和党は,今やヨーロッパの中道右派勢力よりも,トルコのエルドアン政権やハンガリーのオルバン政権のような権威主義国家の与党に近いという。
そもそも,血筋や宗教や軍事的権威ではなく法に統治の新たなよりどころを求めたアメリカは,権威を笠に言論の自由を統制することを何よりも忌避してきたはずである。しかし,学問の権威さえ無力化しようとする反知性主義の強化や,IT革命に伴う不確かな情報の氾濫や陰謀論の拡散が示すとおり,アメリカの知性は危機に瀕している。内外にはびこる権威主義に誘発された昨今のディストピア的状況は,この国が社会や文化の諸領域に埋め込んできた「権威主義の暴走を抑止するメカニズム」とその機能不全を歴史的に再検証する必要性を提起している。
次号の特集では標記のテーマのもと,政治外交,歴史,文化,文学,社会,経済の視点からアメリカの民主主義の危機を掘り下げる論考を募集する。
*「特集論文」に応募希望の会員は,2023年6月末日までに,氏名・所属・論文題目および構想・資料などの説明(400字程度)を電子メールで,年報編集委員会宛て(nenpo[AT]jaas.gr.jp([AT]を@に換えてください)にお申し込み下さい。その際のタイトルは「『アメリカ研究』特集応募」と明記してください。執筆要項は学会ウェブサイトを参照のこと。原稿締め切りは2023 年8 月31 日(木)とします。
年報編集委員会
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