斎藤眞賞

第8回斎藤眞賞審査結果のお知らせ

2024.06.06

アメリカ学会 斎藤眞賞」は、故斎藤眞会員のご遺族からの寄付金を基金として、2009 年度から設けられました。同賞は授賞を隔年とし、その直近 2 年間の『アメリカ研究』および The Japanese Journal of American Studies (英文ジャーナル)に掲載された論文のなかから、若手による優秀な作品に、賞金 3 万円と賞状を贈るものです。

第8回アメリカ学会斎藤眞賞は、『アメリカ研究』56、55号、The Japanese Journal of American Studies, Nos. 32, 34に掲載された計32本の論文を審査対象とし、二段階にわたる厳正な審査の結果、次の二作品が受賞されました。

  • 大鳥由香子「UAMsの創出:1907年移民法と「保護者帯同の原則」の法制化」『アメリカ研究』第57号(2023)
  • Yuki Oda(小田悠生)”Family Unity and “Noncitizen Citizenship”: The Advocacy of the International Institutes on Behalf of Separated Families” The Japanese Journal of American Studies 34 (2023).

 

第7回斎藤眞賞審査結果のお知らせ

2021.06.30

「アメリカ学会 斎藤眞賞」は,故斎藤眞会員のご遺族からの寄付金を基金として,2009年度から設けられました。同賞は授賞を隔年とし,その直近2年間の『アメリカ研究』およびThe Japanese Journal of American Studies (英文ジャーナル)に掲載された論文のなかから,若手による優秀な作品に,賞金3万円と賞状を贈るものです。

『アメリカ研究』53,54号、The Japanese Journal of American Studies  31,32 に掲載された論文から、厳正な審査の結果、次の論文が受賞されました。

  • Yushi Yamazaki(山﨑雄史), “Becoming Internationalist Subjects: The Growth of Multiracial Labor Organizing among Japanese Immigrant Communities in California, 1925-1933,” The Japanese Journal of American Studies 31 (2020).
  • 冨塚亮平「『客間』と『書斎』―空間表象に見るエマソンの家政学」『アメリカ研究』54号(2020年)

斎藤賞を受賞する山崎雄史会員1.jpg     斎藤賞を受賞する冨塚亮平会員.jpg

授賞式の様子。山崎会員(左)、冨塚会員(右)

第6回斎藤眞賞審査結果のお知らせ

2019.06.30

『アメリカ研究』52,53号、The Japanese Journal of American Studies  29,30 に掲載された論文から、厳正な審査の結果、次の論文が受賞されました。

  • Michio Arimitsu (有光道生), “De-Occidentalized Projections in the Haiku Manner: Poetics of Indeterminacy and Transcultural Reconfiguration of Frog Perspectives‘ in Richard Wrights Last Poems,” The Japanese Journal of American Studies 29 (2018)

第5回受賞作品

2017.06.30

  • 関口洋平「「イクメン」の誕生と新自由主義――20世紀後半アメリカにおける白人中産階級の父親の表象について――」(『アメリカ研究』51号、2017年)
  • 小泉由美子「愛国の響き――ティモシー・ドワイトの詩『グリーンフィールド・ヒル』(1794)第四部「ピークォッド族の壊滅」を読む」(『アメリカ研究』51号、2017年)

 斎藤賞1.jpg  斎藤賞2.jpg

写真は2018年6月2日の年次大会での授賞式の様子

第4回受賞作品

2015.06.30

  • 渡辺将人「バラク・オバマと人種をめぐる選挙戦略の変容――「脱人種」とマイノリティ政治の併存――」(『アメリカ研究』48号、2014年)
  • Kyoko Matsunaga (松永京子), “Leslie Marmon Silko and Nuclear Dissent in the American Southwest,” The Japanese Journal of American Studies 25 (2014).

第3回受賞作品

2013.06.30

  • Hideaki Kami(上 英明), “Ethnic Community, Party Politics, and the Cold War: The Political Ascendancy of Miami Cubans, 1980-2000,” The Japanese Journal of American Studies 23 (2012).

第2回受賞作品

2011.06.30

  • Kotaro Nakano(中野耕太郎), “How the Other Half Was Made: Perceptions of Poverty in Progressive Era Chicago,” The Japanese Journal of American Studies 22 (2011).
  • 増田久美子「ボーディングアウトする女,家庭にしがみつく男――(反)ボーディングハウス小説におけるセアラ・J・ヘイルのドメスティック・イデオロギー」『アメリカ研究』45(2011年)
  • 鰐淵秀一「商業社会の倫理と社会関係資本主義の精神――『フランクリン自伝』における礼節と社交」『アメリカ研究』45(2011年)

第1回受賞作品

2009.06.30

  • 南 修平「ハードハットの愛国者たち――ニューヨーク建設労働者の日常世界とその揺らぎ」 『アメリカ研究』42(2008年)
  • Midori Yoshii(義井みどり), “Reducing the American Burden?: U.S. Mediation between South Korea and Japan, 1961-1965,” The Japanese Journal of American Studies 20 (2009).