2021年1月1日から12月31日の期間に出版された著作のなかから、自薦・他薦で寄せられた作品を厳正に審査した結果、次の作品が受賞作となりました。
- 南川文里(同志社大学)『未完の多文化主義:アメリカにおける人種,国家,多様性』(東京大学出版会、2021)
また第4回中原伸之賞選考委員会は、2022年1月1日~12月31日に出版される作品について、会員のみなさんからの積極的な推薦(自薦・他薦)を受け付けます。推薦をいただく場合には、件名を「第3回中原伸之賞候補推薦」として2023年1月6日(金)までに、400字程度の推薦理由(書式自由)を中原伸之賞選考委員会nakahara_prize@jaas.gr.jp宛にメールでご応募ください。自薦の場合は3冊のご献本を学会事務局に郵送でお願い申し上げます(他薦の場合にも可能ならご献本をお願い申し上げます)。学会事務局は次の通りです。〒550-0001 大阪市西区土佐堀1丁目4−8 日栄ビル 703A あゆみコーポレーション内 アメリカ学会「中原賞選考委員会」
アメリカ学会では、故・中原伸之氏(公益財団法人アメリカ研究振興会理事長などを歴任)からの個人寄付金を基金とし、2019年度から「アメリカ学会 中原伸之賞」を設けています。この賞は、本学会員の第2作以降の単著(年齢制限なし)ないしは本学会員の最初の単著(この場合のみ出版時50歳以上であること)のなかから、日本、アメリカ、あるいは世界のアメリカ研究の水準を高めることに貢献できる、深い知見と新しい視座を提供する特に優れた研究書に、賞状と賞金5万円を贈るものです。